450×300mm に収まるエンドレス(周回レイアウト)

A3の紙より少し大きいくらい。ミニカーブ級の半径でないと1周しません。 この広さの板や机にぐるっと1周つながる形=エンドレスが置けるかを、実際に組める形から逆に引きました。1通りあります。カーブ1本あたりの角度から1周の本数と直径を先に知りたいときは エンドレスの大きさ早見表 をどうぞ。

プランの寸法は線路の中心どうしで測った値です。道床は外側へ少し出て、車両はカーブでさらに外へ振り出すので、判定では各辺に合計 50mm の余裕を見込んでいます(=表示の外寸+50mm が板に収まるものだけを載せています)。壁ぎわに置くときや、外側にストラクチャーを置くときはもう少し余裕を見てください。

450×300mmに置けるか — KATO・TOMIXそれぞれの結論

KATOユニトラックとTOMIXファイントラックは連結部の形が違って混ぜて組めないので、「450×300mmに置けるか」の答えは最初にブランドで割れます。下は450×300mmに対する各社の結論です(線路の中心どうしの寸法・各辺合計50mmの余裕込み)。根拠の表はこのあとの各節にあります。

450×300mmで使えるカーブの半径はどこまでか

エンドレスの縦の幅はカーブの直径そのままなので、使える半径は板の短辺だけで決まります。450×300mmなら短辺300mmから余裕50mmを引いて直径250mmまで=半径125mmまで。長辺450mmの余りは直線で埋めます。カーブを買う前に、この表で半径だけ先に決められます。

KATO ユニトラック

KATO ユニトラックでは、450×300mmに円のまま収まるカーブがありません。いちばん小さい R216-45 でも直径432mmで、短辺300mm(余裕を引いて250mm)に入りません。

カーブ品番半径円の直径1周の本数450×300mmに置けるか足せるS248
R216-4520-170216 mm432 mm8本入らない—
R249-4520-100249 mm498 mm8本入らない—
R282-4520-110282 mm564 mm8本入らない—
R315-4520-120315 mm630 mm8本入らない—
R348-4520-132348 mm696 mm8本入らない—
R381-3020-140381 mm762 mm12本入らない—
R481-1520-160481 mm962 mm24本入らない—
R718-1520-150718 mm1,436 mm24本入らない—

TOMIX ファイントラック

TOMIX ファイントラックなら C103-30(スーパーミニ)(半径103mm・直径206mm)までが450×300mmに収まります。長辺450mmに残るのは194mmなので、いちばん長い直線 S280(280mm)は入りません。横へ伸ばすならもっと短い直線を使ってください。

カーブ品番半径円の直径1周の本数450×300mmに置けるか足せるS280
C103-30(スーパーミニ)1111103 mm206 mm12本置けるなし
C140-30(ミニ)1112140 mm280 mm12本入らない—
C177-30(ミニ)1113177 mm354 mm12本入らない—
C243-451855243 mm486 mm8本入らない—
C280-451851280 mm560 mm8本入らない—
C317-451852317 mm634 mm8本入らない—
C354-451856354 mm708 mm8本入らない—
C391-451858391 mm782 mm8本入らない—
C541-151853541 mm1,082 mm24本入らない—
C605-101870605 mm1,210 mm36本入らない—

本数はそのカーブだけで円を閉じるときの数です(角度が360°を割り切るカーブのみ載せています)。半径ごとの直径と本数を横並びで比べるなら エンドレスの大きさ早見表 へ。

450×300mmに複線(2本並べて走らせる)エンドレスは置けるか

複線の外側の円がそのまま外寸になるので、置けるかどうかは外側の半径だけで決まります。半径の差がちょうどメーカー標準の複線間隔になるカーブどうしを重ねると、そのまま並走する2本の輪になります。下の表は450×300mmに対する判定です(上のプラン一覧は単線の形だけなので、複線はここで別に見てください)。

KATO ユニトラック(複線間隔 33mm)

KATO ユニトラックでは、450×300mmに複線エンドレスは円のまま入りません。いちばん小さいペアの R216-15+R249-15 でも外側の直径が498mmあり、短辺300mm(余裕50mmを引いて250mm)に収まりません。この広さでは単線で組んでください。

内側+外側1本の角度カーブの本数外側の直径450×300mmに置けるか足せるS248
R216-15+R249-1515°各24本・計48本498 mm入らない—
R216-45+R249-4545°各8本・計16本498 mm入らない—
R249-15+R282-1515°各24本・計48本564 mm入らない—
R249-45+R282-4545°各8本・計16本564 mm入らない—
R282-15+R315-1515°各24本・計48本630 mm入らない—
R282-45+R315-4545°各8本・計16本630 mm入らない—
R315-45+R348-4545°各8本・計16本696 mm入らない—
R348-30+R381-3030°各12本・計24本762 mm入らない—

TOMIX ファイントラック(複線間隔 37mm)

TOMIX ファイントラックでは、450×300mmに複線エンドレスは円のまま入りません。いちばん小さいペアの C103-30(スーパーミニ)+C140-30(ミニ) でも外側の直径が280mmあり、短辺300mm(余裕50mmを引いて250mm)に収まりません。この広さでは単線で組んでください。

内側+外側1本の角度カーブの本数外側の直径450×300mmに置けるか足せるS280
C103-30(スーパーミニ)+C140-30(ミニ)30°各12本・計24本280 mm入らない—
C103-60(スーパーミニ)+C140-60(ミニ)60°各6本・計12本280 mm入らない—
C140-30(ミニ)+C177-30(ミニ)30°各12本・計24本354 mm入らない—
C140-60(ミニ)+C177-60(ミニ)60°各6本・計12本354 mm入らない—
C243-15-PC+C280-1515°各24本・計48本560 mm入らない—
C243-45+C280-4545°各8本・計16本560 mm入らない—
C280-15+C317-15-PC15°各24本・計48本634 mm入らない—
C280-45+C317-4545°各8本・計16本634 mm入らない—
C317-15-PC+C354-15-PC15°各24本・計48本708 mm入らない—
C317-45+C354-4545°各8本・計16本708 mm入らない—
C354-15-PC+C391-15-PC15°各24本・計48本782 mm入らない—
C354-45+C391-4545°各8本・計16本782 mm入らない—

内側と外側を行き来させるポイント(分岐器)は当サイトでは扱っていません。半径ペアの一覧は 複線エンドレスの半径ペア早見表 へ。

450×300mmのエンドレスは1周何mmか(編成の長さとどう釣り合うか)

1周の長さはカーブの円周(直径×3.1416)+足した直線の合計で決まります。編成が1周に対して長すぎると、走らせたときに先頭が最後尾に追いついた見た目になります。450×300mmでいちばん長く取れるのはTOMIX ファイントラックのC103-30(スーパーミニ)を使った形で、1周 約647mm(20m級で約4両ぶん)です。

当サイトが実際に列挙した450×300mm向けのプラン1通りでは、1周は647mm〜647mm(中央値647mm)でした。カーブだけの真円より、直線を足したオーバルのほうが1周は長くなります。

KATO ユニトラック

KATO ユニトラックには450×300mmに円のまま収まるカーブがないため、1周の長さも出せません。より小さい半径のカーブが要ります。

TOMIX ファイントラック

450×300mmに入るいちばん大きいカーブ C103-30(スーパーミニ)(半径103mm)だけで円にすると1周 約647mm。20m級(1両約140mm)なら約4両でこの1周が埋まります。いちばん長い直線 S280(280mm)を足す余地は長辺に残らないため、この広さではこの真円が最長です。

足すS280外寸(中心線)1周の長さ1周を埋める20m級の両数5両編成が1周に占める割合
なし(真円)206 × 206 mm647 mm約4両108%

両数は1両=約140mm(20m級・連結面まで)で割った目安で、1周をすきまなく埋めたときの数=おすすめの編成長ではありません。実際に走らせるときの目安になるのは右端の列で、5両編成(約700mm)が1周に占める割合です。この割合が大きいほど、先頭と最後尾が同時に目に入ります。16m級・18m級の車両や貨車は1両が短いので両数は増えます。実際の全長は各メーカーの製品ページで確認してください。カーブ別の直径と1周の本数は エンドレスの大きさ早見表 に一覧があります。

450×300mmにオーバルを置いたあと、板にどれだけ余白が残るか

線路が入っても、ホームや建物を置く場所が無ければ形になりません。ここでは板の辺から、余裕50mmとオーバルの外寸を引いた残りを実数で出しました。数字は線路の中心どうしの寸法から計算しています(すでに道床のはみ出しと車両の振り出しぶん50mmを引いたあとの残りです)。

KATO ユニトラック

KATO ユニトラックには450×300mmに円のまま収まるカーブがないため、余白も出せません。

TOMIX ファイントラック

450×300mmに入るいちばん大きいカーブ C103-30(スーパーミニ)(直径206mm)で組んだときの余白です。短辺300mm側に残るのは44mm(手前と奥へ振り分けて片側22mm)で、これは直線を何本足しても変わりません(縦はカーブの直径のままなので)。長辺側は直線を足すほど減ります。

足すS280オーバルの外寸(中心線)長辺450mm側に残る余白左右に振り分けた片側
なし(真円)206 × 206 mm194 mm97 mm

いちばん横へ伸ばした形(真円)でも長辺に194mm残ります。ここへは S72.5(72.5mm)なら片側1本ずつ・計2本まで入り、1周は約145mm伸びます。長さ別に何で埋められるかは レール品番の一覧の隙間埋め早見表にあります。

この帯に何が置けるかは、置きたい製品の実寸(ホームの長さ・建物の奥行き)と見比べてください。当サイトは線路以外の寸法を収録していないので、「置ける/置けない」は判定していません。オーバルの内側にも空きができますが、内側の実際の幅は道床の幅だけ狭くなり、その値も収録していないため数字を出していません。

KATO ユニトラック

この広さに収まる形は、当サイトが載せているKATO ユニトラックの組み合わせの中には見つかりませんでした。より小さい半径のカーブが要ります。プランを探すで手持ちを入れると、収まるかどうかを直接確かめられます。

TOMIX ファイントラックで450×300mmに収まるプラン

1通り見つかりました。板をいっぱいに使える大きい形から並べています。

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