600×450mm に収まるエンドレス(周回レイアウト)
カラーボードの小さいサイズ、押し入れの1段ぶんくらい。 この広さの板や机にぐるっと1周つながる形=エンドレスが置けるかを、実際に組める形から逆に引きました。4通りあります。カーブ1本あたりの角度から1周の本数と直径を先に知りたいときは エンドレスの大きさ早見表 をどうぞ。
プランの寸法は線路の中心どうしで測った値です。道床は外側へ少し出て、車両はカーブでさらに外へ振り出すので、判定では各辺に合計 50mm の余裕を見込んでいます(=表示の外寸+50mm が板に収まるものだけを載せています)。壁ぎわに置くときや、外側にストラクチャーを置くときはもう少し余裕を見てください。
600×450mmに置けるか — KATO・TOMIXそれぞれの結論
KATOユニトラックとTOMIXファイントラックは連結部の形が違って混ぜて組めないので、「600×450mmに置けるか」の答えは最初にブランドで割れます。下は600×450mmに対する各社の結論です(線路の中心どうしの寸法・各辺合計50mmの余裕込み)。根拠の表はこのあとの各節にあります。
- KATO ユニトラック(複線間隔 33mm)… 収まる形は当サイトの一覧には無し/単線で円のまま収まるカーブは無し/複線は置けない。
- TOMIX ファイントラック(複線間隔 37mm)… 収まる形は4通り/単線で使えるカーブは C177-30(ミニ)(半径177mm・直径354mm)まで/複線は置ける(C140-60(ミニ)+C177-60(ミニ)・外側の直径354mmまで)/板をいちばん広く使う形は8本・外寸 約330×354mm(1周 約1,112mm)。TOMIX ファイントラックのプラン一覧へ
600×450mmで使えるカーブの半径はどこまでか
エンドレスの縦の幅はカーブの直径そのままなので、使える半径は板の短辺だけで決まります。600×450mmなら短辺450mmから余裕50mmを引いて直径400mmまで=半径200mmまで。長辺600mmの余りは直線で埋めます。カーブを買う前に、この表で半径だけ先に決められます。
KATO ユニトラック
KATO ユニトラックでは、600×450mmに円のまま収まるカーブがありません。いちばん小さい R216-45 でも直径432mmで、短辺450mm(余裕を引いて400mm)に入りません。
| カーブ | 品番 | 半径 | 円の直径 | 1周の本数 | 600×450mmに置けるか | 足せるS248 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| R216-45 | 20-170 | 216 mm | 432 mm | 8本 | 入らない | — |
| R249-45 | 20-100 | 249 mm | 498 mm | 8本 | 入らない | — |
| R282-45 | 20-110 | 282 mm | 564 mm | 8本 | 入らない | — |
| R315-45 | 20-120 | 315 mm | 630 mm | 8本 | 入らない | — |
| R348-45 | 20-132 | 348 mm | 696 mm | 8本 | 入らない | — |
| R381-30 | 20-140 | 381 mm | 762 mm | 12本 | 入らない | — |
| R481-15 | 20-160 | 481 mm | 962 mm | 24本 | 入らない | — |
| R718-15 | 20-150 | 718 mm | 1,436 mm | 24本 | 入らない | — |
TOMIX ファイントラック
TOMIX ファイントラックなら C177-30(ミニ)(半径177mm・直径354mm)までが600×450mmに収まります。長辺600mmに残るのは196mmなので、いちばん長い直線 S280(280mm)は入りません。横へ伸ばすならもっと短い直線を使ってください。
| カーブ | 品番 | 半径 | 円の直径 | 1周の本数 | 600×450mmに置けるか | 足せるS280 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| C103-30(スーパーミニ) | 1111 | 103 mm | 206 mm | 12本 | 置ける | 片側1本ずつ(計2本) |
| C140-30(ミニ) | 1112 | 140 mm | 280 mm | 12本 | 置ける | なし |
| C177-30(ミニ) | 1113 | 177 mm | 354 mm | 12本 | 置ける | なし |
| C243-45 | 1855 | 243 mm | 486 mm | 8本 | 入らない | — |
| C280-45 | 1851 | 280 mm | 560 mm | 8本 | 入らない | — |
| C317-45 | 1852 | 317 mm | 634 mm | 8本 | 入らない | — |
| C354-45 | 1856 | 354 mm | 708 mm | 8本 | 入らない | — |
| C391-45 | 1858 | 391 mm | 782 mm | 8本 | 入らない | — |
| C541-15 | 1853 | 541 mm | 1,082 mm | 24本 | 入らない | — |
| C605-10 | 1870 | 605 mm | 1,210 mm | 36本 | 入らない | — |
本数はそのカーブだけで円を閉じるときの数です(角度が360°を割り切るカーブのみ載せています)。半径ごとの直径と本数を横並びで比べるなら エンドレスの大きさ早見表 へ。
600×450mmに複線(2本並べて走らせる)エンドレスは置けるか
複線の外側の円がそのまま外寸になるので、置けるかどうかは外側の半径だけで決まります。半径の差がちょうどメーカー標準の複線間隔になるカーブどうしを重ねると、そのまま並走する2本の輪になります。下の表は600×450mmに対する判定です(上のプラン一覧は単線の形だけなので、複線はここで別に見てください)。
KATO ユニトラック(複線間隔 33mm)
KATO ユニトラックでは、600×450mmに複線エンドレスは円のまま入りません。いちばん小さいペアの R216-15+R249-15 でも外側の直径が498mmあり、短辺450mm(余裕50mmを引いて400mm)に収まりません。この広さでは単線で組んでください。
| 内側+外側 | 1本の角度 | カーブの本数 | 外側の直径 | 600×450mmに置けるか | 足せるS248 |
|---|---|---|---|---|---|
| R216-15+R249-15 | 15° | 各24本・計48本 | 498 mm | 入らない | — |
| R216-45+R249-45 | 45° | 各8本・計16本 | 498 mm | 入らない | — |
| R249-15+R282-15 | 15° | 各24本・計48本 | 564 mm | 入らない | — |
| R249-45+R282-45 | 45° | 各8本・計16本 | 564 mm | 入らない | — |
| R282-15+R315-15 | 15° | 各24本・計48本 | 630 mm | 入らない | — |
| R282-45+R315-45 | 45° | 各8本・計16本 | 630 mm | 入らない | — |
| R315-45+R348-45 | 45° | 各8本・計16本 | 696 mm | 入らない | — |
| R348-30+R381-30 | 30° | 各12本・計24本 | 762 mm | 入らない | — |
TOMIX ファイントラック(複線間隔 37mm)
TOMIX ファイントラックなら置けます。いちばん大きく取れるのは C140-60(ミニ)+C177-60(ミニ)(外側の直径354mm・カーブ計12本)。長辺600mmに残るのは196mmなので、いちばん長い直線 S280(280mm)を足す余地はありません。
| 内側+外側 | 1本の角度 | カーブの本数 | 外側の直径 | 600×450mmに置けるか | 足せるS280 |
|---|---|---|---|---|---|
| C103-30(スーパーミニ)+C140-30(ミニ) | 30° | 各12本・計24本 | 280 mm | 置ける | なし |
| C103-60(スーパーミニ)+C140-60(ミニ) | 60° | 各6本・計12本 | 280 mm | 置ける | なし |
| C140-30(ミニ)+C177-30(ミニ) | 30° | 各12本・計24本 | 354 mm | 置ける | なし |
| C140-60(ミニ)+C177-60(ミニ) | 60° | 各6本・計12本 | 354 mm | 置ける | なし |
| C243-15-PC+C280-15 | 15° | 各24本・計48本 | 560 mm | 入らない | — |
| C243-45+C280-45 | 45° | 各8本・計16本 | 560 mm | 入らない | — |
| C280-15+C317-15-PC | 15° | 各24本・計48本 | 634 mm | 入らない | — |
| C280-45+C317-45 | 45° | 各8本・計16本 | 634 mm | 入らない | — |
| C317-15-PC+C354-15-PC | 15° | 各24本・計48本 | 708 mm | 入らない | — |
| C317-45+C354-45 | 45° | 各8本・計16本 | 708 mm | 入らない | — |
| C354-15-PC+C391-15-PC | 15° | 各24本・計48本 | 782 mm | 入らない | — |
| C354-45+C391-45 | 45° | 各8本・計16本 | 782 mm | 入らない | — |
内側と外側を行き来させるポイント(分岐器)は当サイトでは扱っていません。半径ペアの一覧は 複線エンドレスの半径ペア早見表 へ。
600×450mmのエンドレスは1周何mmか(編成の長さとどう釣り合うか)
1周の長さはカーブの円周(直径×3.1416)+足した直線の合計で決まります。編成が1周に対して長すぎると、走らせたときに先頭が最後尾に追いついた見た目になります。600×450mmでいちばん長く取れるのはTOMIX ファイントラックのC177-30(ミニ)を使った形で、1周 約1,112mm(20m級で約7両ぶん)です。
当サイトが実際に列挙した600×450mm向けのプラン4通りでは、1周は647mm〜1,160mm(中央値1,112mm)でした。カーブだけの真円より、直線を足したオーバルのほうが1周は長くなります。
KATO ユニトラック
KATO ユニトラックには600×450mmに円のまま収まるカーブがないため、1周の長さも出せません。より小さい半径のカーブが要ります。
TOMIX ファイントラック
600×450mmに入るいちばん大きいカーブ C177-30(ミニ)(半径177mm)だけで円にすると1周 約1,112mm。20m級(1両約140mm)なら約7両でこの1周が埋まります。いちばん長い直線 S280(280mm)を足す余地は長辺に残らないため、この広さではこの真円が最長です。
| 足すS280 | 外寸(中心線) | 1周の長さ | 1周を埋める20m級の両数 | 5両編成が1周に占める割合 |
|---|---|---|---|---|
| なし(真円) | 354 × 354 mm | 1,112 mm | 約7両 | 63% |
両数は1両=約140mm(20m級・連結面まで)で割った目安で、1周をすきまなく埋めたときの数=おすすめの編成長ではありません。実際に走らせるときの目安になるのは右端の列で、5両編成(約700mm)が1周に占める割合です。この割合が大きいほど、先頭と最後尾が同時に目に入ります。16m級・18m級の車両や貨車は1両が短いので両数は増えます。実際の全長は各メーカーの製品ページで確認してください。カーブ別の直径と1周の本数は エンドレスの大きさ早見表 に一覧があります。
600×450mmにオーバルを置いたあと、板にどれだけ余白が残るか
線路が入っても、ホームや建物を置く場所が無ければ形になりません。ここでは板の辺から、余裕50mmとオーバルの外寸を引いた残りを実数で出しました。数字は線路の中心どうしの寸法から計算しています(すでに道床のはみ出しと車両の振り出しぶん50mmを引いたあとの残りです)。
KATO ユニトラック
KATO ユニトラックには600×450mmに円のまま収まるカーブがないため、余白も出せません。
TOMIX ファイントラック
600×450mmに入るいちばん大きいカーブ C177-30(ミニ)(直径354mm)で組んだときの余白です。短辺450mm側に残るのは46mm(手前と奥へ振り分けて片側23mm)で、これは直線を何本足しても変わりません(縦はカーブの直径のままなので)。長辺側は直線を足すほど減ります。
| 足すS280 | オーバルの外寸(中心線) | 長辺600mm側に残る余白 | 左右に振り分けた片側 |
|---|---|---|---|
| なし(真円) | 354 × 354 mm | 196 mm | 98 mm |
いちばん横へ伸ばした形(真円)でも長辺に196mm残ります。ここへは S72.5(72.5mm)なら片側1本ずつ・計2本まで入り、1周は約145mm伸びます。長さ別に何で埋められるかは レール品番の一覧の隙間埋め早見表にあります。
この帯に何が置けるかは、置きたい製品の実寸(ホームの長さ・建物の奥行き)と見比べてください。当サイトは線路以外の寸法を収録していないので、「置ける/置けない」は判定していません。オーバルの内側にも空きができますが、内側の実際の幅は道床の幅だけ狭くなり、その値も収録していないため数字を出していません。
KATO ユニトラック
この広さに収まる形は、当サイトが載せているKATO ユニトラックの組み合わせの中には見つかりませんでした。より小さい半径のカーブが要ります。プランを探すで手持ちを入れると、収まるかどうかを直接確かめられます。
TOMIX ファイントラックで600×450mmに収まるプラン
4通り見つかりました。板をいっぱいに使える大きい形から並べています。
8本のプラン
全長 1,112mm必要スペース 約 330 × 354 mm(余裕込みで約 380 × 404 mm)
10本のプラン
全長 1,160mm必要スペース 約 401 × 280 mm(余裕込みで約 451 × 330 mm)
8本のプラン
全長 880mm必要スペース 約 261 × 280 mm(余裕込みで約 311 × 330 mm)
8本のプラン
全長 647mm必要スペース 約 192 × 206 mm(余裕込みで約 242 × 256 mm)
ほかの広さで探す
450×300mm / 600×600mm / 900×600mm / 910×910mm / 1200×600mm / 1200×900mm / 1800×900mm